令和6年9月 ホームページリニューアルしました。 第18回再生可能エネルギー世界展示会&フォーラムに出展しました。
再生可能エネルギーの1つである水力発電は環境にやさしく安定してエネルギーを生み出すことができます。近年は比較的小規模な水力発電設備「小水力発電」が注目されています。
「小水力発電」とは一般河川、農業用水、砂防ダム、上下水道などで利用される水のエネルギーを利用し、水車を回すことで発電する方法です。一般的には、河川に流れる水をダムに貯めることなく直接取水し、利用する「流れ込み式」の発電方式が採用されます。
「小水力発電」について厳密な定義はありませんが、出力10,000kW~30,000kW以下を「中小水力発電」と呼ぶことが多く、出力1,000kW以下の比較的小規模な発電設備を総称して「小水力発電」と呼ぶこともあります。
流れ込み式:河川の流れを直接利用して発電する方式。ダムを作らず、自然の流れを利用するため環境負荷が少ない。
貯水池式:小規模なダムや貯水池を設け、水を一時的に貯めてから発電する方式。水量の調整が可能。
用水路利用型:農業用水路や灌漑用水路など、既存の水路を利用して発電する方式。既存インフラを活用するため、初期投資が少ない。